カウアイ島現地リポート／ハエナ、リマフリガーデン

【 Haena 】

ハエナはノースショアの小さな町。ケエ・ビーチをはじめ、美しいビーチが点在しています。センターラインのない狭い道が続きますが、遊ぶのに事欠かないエリアだけに車の通りもわりと多いです。緑が深くて、ドライブするにも気持ちの良いコースが続きます。

▼見どころ
　* リマフリ・ガーデン

　* ドライケーブ（洞窟）
　* ウエット・ケーブ（洞窟）
　* ダブル・ブリッジ（木の橋）
▼ビーチ
　* ケエ・ビーチ
　* ハエナ・ビーチパーク

　* その他のビーチ
　　∟トンネルズ・ビーチ
　　∟ルマハイ・ビーチ
　　∟ワイニハ・ビーチパーク
※

には子連れ情報があります

ハエナの見どころ

▼リマフリ・ガーデン（Limahuli Garden）

カウアイに3ヶ所ある、ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデンのひとつ。古代のハワイ植物と文化を学び、またそれを保護する目的のガーデン。花が咲き乱れるガーデンではないけれど、植物に多少でも興味のある人や古代から現在に至るまでハワイのことをもっとよく知りたい人にはおすすめ。
また、海・谷・渓流（リマフリ・ストリーム）の景色が素晴らしいです。園内は思っていたよりは狭く、アップダウンはあるものの距離的にも短いので（1.2km）散歩程度に気持ちよく歩けるコースです。我が家はゆっくりまわったので約1時間30分かかりました。

駐車場に車を止めたらビジターセンターに行きます。日本語ツアーはないのでセルフガイド（ガイドなし）を申し込みました。すると「日本語セルフガイドブック」という小冊子（左の写真）を渡してくれました。ガイドブックという名前が付いているだけあって、かなり詳しく書かれています。また、イラストが豊富なので見やすいです。見学する植物やポイントは全部で35あります。

例えば…”1番”のウル（パンの木）。ハワイアン・キルトのモチーフとしてもお馴染みです。繁栄を意味する縁起ものということで、赤ちゃんの誕生や結婚、新築のお祝いなどにこのモチーフを使ったキルトをプレゼントする方も多いそう。
”32番”コア（下の写真）。硬くて丈夫な性質を持っています。現在、数が激減していて保護しなければいけない状態なのだそうです。そんな理由もあり有名な工芸品であるコアウッド製品は希少価値があり高価なものとなっています。

ガーデンの入口

日本語ガイドブック

32番のコア

◇開園　火曜～金曜と日曜　9：30～16：00
◇ガイド付き　2時間～2時間30分　$15（日本語ツアーはなし）
◇ガイドなし（セルフガイド）　1時間～1時間30分　$10（日本語冊子をもらえる）
◇園内散策　約1.2km、時々急な坂道あり
◇ポンチョと傘、蚊よけスプレーを貸してくれる
◇赤ちゃん連れ／ベビーカーは無理。抱っこヒモがベター。
◇場所　ハエナ・ビーチパークからケエビーチ方面に約1ｋｍ走った左手
◇電話　808-826-1053

[2002年10月]　〔地図へ戻る〕

▼マニニホロ・ドライ・ケーブ（Maniniholo Dry Cave）

56号線沿いのハエナ・ビーチパーク前にある洞窟。入口は広いわりに天井がそれほど高くないので真っ暗で少し圧迫感を感じます。場所はハエナビーチパークの目の前なので、見落とすことはないでしょう。
[2003年11月]　〔地図へ戻る〕

▼ウェット・ケーブ（Wet Caves）

56号線ケエビーチのすぐ手前にある水のある洞窟。2ヶ所あり、ケエビーチ側がワイカナロア・ウェット・ケーブ（Waikanaloa Wet Cave）、ハナレイ側がワイカパラエ・ウェット・ケーブ（Waikapalae Wet Cave）。見た目も小さい洞窟です。中に入ることはできません。
[2003年11月]　〔地図へ戻る〕

▼ダブル・ブリッジ（White Double Wooden Bridges）

ハナレイの町からケエビーチ方面に約3.5マイル走るとワイニハ川に2つの木の橋が連続して掛かっています。どちらも1レーンの橋で車1台しか通れません。だから、後から来た車は道を譲って待っています。橋は木造なので通るとガタゴトと音がします。田舎ののんびりした風情があって大好きなポイントです。
[2003年11月]　〔地図へ戻る〕

ハエナのビーチ

▼ケエ・ビーチ（Kee Beach）

56号線の終点にある人気ビーチ。カララウ・トレイルの出発地点でもあるので、駐車場は朝早くから満車になることが多いです。また北海岸のベストビーチに選ばれていて、シュノーケルも楽しめます。シュノーケルのレンタル店や食料を調達できるお店が付近にはないので、ハナレイの町などで調達してきたほうがいいでしょう。トイレ・シャワー設備あり。
[2002年10月]　〔地図へ戻る〕