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母と子で行く ハワイ島日記
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2005年1月〜2月 ハワイ島旅行記

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 8日目  初スーパーボールとお呼ばれプール 之巻

 2/6(日)  天気:晴れ


今日はToshiさんがマウナケアに遊びに連れて行ってくれる日!…だったんだけどオニヅカ・ビジター・センターの辺りには積雪がないみたい。そう言えば去年よりも白く覆われた部分が少ない。それ以上登って行くのは3歳では無理だから、残念だけどキャンセルだ。


今日はこんな感じ

こっちは去年。全然ちがうねー

そこで急遽Linaちゃんのお友達宅でのホームパーティーに一緒にお呼ばれさせてもらうことになった。ポットラックパーティー(お料理持ち寄りパーティー)なんだって、楽しみだなあ。名目はずばり、スーパーボール観戦。

ところでスーパーボールって何?
それはアメリカンフットボールの全米優勝を賭けて争う試合なんだそうだ。しかも国民的なお祭り行事。家族や友人が集まってビールを片手にチップスなどを食べながら観戦っていうのがお決まりなんだよ、とShihoさんから教わった。なるほど、プロ野球の日本シリーズ優勝決定戦みたいなものなんだな。(でも、ちょっと違うか)

望月家の車に同乗させてもらってお昼前にワイメアに向けて出発、フードランドで持ち寄りの品を選んでからお邪魔した。
「初めまして!」
大人と子供と合わせて15人ぐらいいたかな、ハグで迎えてくれた。とっても感じのいい方たちばかりだ。みんな今か今かとテレビの前で待ち構えている。そしてポールマッカートニーが登場し熱唱したあと試合が始まった。

スーパーボールどころかアメリカンフットボールすら初めて見た私、ルールを知っているはずもなく(笑) 教えてもらいながら観戦した。でもどちらかと言うと、テーブルの上に並んでいる美味しそうな料理のほうにばかり気をとられる。BBQグリルで焼いてくれたチキンのいいニオイが漂ってくるんだもん。柔らかくて下味がつけられたチキンは最高に美味。
試合の合間に流れるCMもみんな楽しみにしているそうだ。ものすごい高視聴率を誇っているだけに各社新しいCMを流すので、それが話題にもなるんだって。へえーと思うことがいっぱいだ。

子供たちは広いプレイルームのようなお部屋に集まって線路や車を出したりして遊んでいる。「ママも来て〜。」とケンシンのお誘いもあって、その後は子供たちと遊ぶ。1時間ぐらいたったかな、Toshiさんが「そろそろ帰るよー。」と呼びに来てくれた。「今日はありがとうございました!」 ハグしてさよならした。アメリカの国民的スポーツをアメリカ的スタイルで観戦できたなんて嬉しくなっちゃう。 みんな温かくて素敵な人たちだったなあ。

車はワイメアを出てマウナラニ・ベイ・ホテルへと向かう。望月家の親しい友人のNさんご家族が泊まられていて、一緒にプールと夕食にお誘いしていただいたのだ。高級リゾートのプールで遊ぶなんて何年振りだろう!
ここにはKEIKI(子供用)と書かれた小さな温水プールがあって子供たちは早速喜んで飛び込んだ。ケンシン坊もワニさんをやったりしている。Linaちゃんはジャグジーのスイッチを入れ、すっかり使いこなしている。

子供たちにはお父さんのダイナミックな遊びが大人気。従ってToshiさんの争奪戦だ(笑) Linaちゃん、Shioneちゃん、ケンシン坊が順番で腕にくっついて飛行機のようにしてもらったり、キャーキャーはしゃぐ。考えてみるとケンシン坊は海ばかりでプールで泳いだ経験がほとんどないんだよね。だから深い所は怖がってべったりくっついていた。それでも少し馴れるようにとToshiさんが一緒に歩いてくれたり、お姉ちゃんたちがガンバレーと応援してくれたり。よかったね!


ベイホテルの中庭が涼しげ

少ししてからNさんたちがみえてご挨拶。とても気さくなご家族で、初対面だったけれど緊張することもなく色々お話をさせていただいた。LinaちゃんとShioneちゃんが「じいじ・ばあば」と慕っていたのも可愛かったな。
しばらく遊んだ後、部屋のお風呂をお借りして子供たちだけシャワーを浴びさせてもらった。マウナラニのリゾートホテルの部屋って初めて拝見する。オーシャンビューが何より最高!シンプルだけどセンスがいいのもさすがだ。

少しお部屋で休憩したあと、ヒルトンのIMARI(日本料理店)に連れて行っていただいた。お寿司、しゃぶしゃぶ、すき焼き、てんぷら、デザートなど、ハワイにいることを忘れそうなぐらいどれも美味しい。そして色々なお話ができて楽しいひと時だった。Nさん、ご馳走までしていただいてありがとうございました!

家に帰ってきてからすぐ、子供たち3人は一緒のお布団に入ってすやすや寝はじめた。
今日はとてもいい1日だったな。数年前までの旅行では”家族のプライバシーが守られる部屋”みたいな所を探し続けてきたけど、今はそれを求めなくなった。それに、旅先で色んな人と出会ってお話したりするほうがずっと楽しい思い出が出来る気がする。それを教えてくれたのは望月家のみんな。感謝しています、いつも誘ってくれてありがとう。

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