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ハワイ島のハイキング/ラバ ツリー ステートパーク(溶岩樹州立公園)

■難易度 ★ ☆ ☆ ☆ ☆
■所要時間  30分〜1時間
■幼児連れ&ベビーカー ○ 下記参照
■出発地点
ヒロ方面からは11号線を南下、130号線に入る。9マイルマーカーを過ぎると道が2つに分岐します。右に入るとパホアの街中へ、左に入ると街中を迂回します。どちらを通るにしても2kmほど先の交差点で132号線(Pahoa-Kapoho RD)へ入ります。この時、パホアの街中を通った場合は直進、迂回した道路を通った場合は左折になるので注意。木のトンネルの中を約2マイル(3.2km)ほど走ると、左手に茶色の『LAVA TREE STATE PARK』のサインが立っています。小さな標識なのでお見落としなく。

大きなラバツリーが点在しています

ラバ・ツリー・ステート・パークは、ヒロから車で40分ぐらいの所にある州立公園です(おおよその場所はインデックスの地図をご覧下さい)。鬱蒼とした巨木の中にあり、静かな空気が流れています。ラバツリーとは溶岩樹のことで、ボルケーノから流れてきた滑らかなパホエホエ溶岩によって作られた自然のオブジェのようなもの。木の周りを囲った溶岩は、木が燃え始めるよりも早く固まりだして根元から幹のほうまで覆ってしまいます。そうして出来たものが溶岩樹型=溶岩製の木の鋳型です。

公園内は舗装されたトレイルが1周していますが、トレイルに関係なく溶岩樹型は自由に見ることが出来ます。ただ、『トレイル上を歩いて下さい』という看板が設置されています。場所によっては深い地割れがあり、それが下草に隠れていたりするようなので、舗装道路から外れるときは足元にご注意を。


子供と一緒に歩く

子供が2歳5ヶ月の時に歩きました。舗装道路のトレイルなので安心して歩かせることが出来ました。子供が溶岩樹型に興味を持つかどうかという点は疑問ですけど…(笑) でも森の中のお散歩はリフレッシュできます。屋根つきのピクニックテーブルやトイレも完備されています。

この公園の難点は蚊が多いことです。お子さんには薄手の長袖と長いパンツがあるといいかも。虫除け剤も必需品でした。行ったのは雨上がりの朝だったんですが、既に蒸し暑かったです。そんな環境なので、森の中は全体的に苔むしています。トレイルとなっている舗装道路にもコケが生えている所があったし、滑るかもしれないので注意してあげて下さい。コースを外れなければ、ベビーカーもOKだと思います。

▼トレイルを歩いた日の日記
2004年4月30日 『気分爽快、プナのドライブ』


◆時間の目安と見える景色◆ ※時間はストップウォッチ形式に表示します (単位は分)
0:00
公園の広い駐車場に車を止めて出発です。まだ朝が早かったので、車は私たちの他にもう1台しか止まっていませんでした。すーっと成長した木々が鬱蒼としています。
0:03
反時計回りに歩くことにしました。すぐの所に屋根付のピクニックテーブルがあります。そこを横目に舗装された道を歩きます。
0:05
ありました、ラバツリーです! どうやって出来るのかは本で見て知ってはいますが、実際に溶岩が流れてきて木の幹のほうまで溶岩が上っていく姿はなかなか想像ができません。
0:06
森の中の小道が続きます。立ち止まると蚊に襲われます(^^;
0:09
小さなラバツリーです。木の根元の部分が鋳型として残されてます。中がぽっかりと空洞なのを、ケンシン坊でもよく見ることができました。
0:10
この辺りには落ち葉が沢山あって、大きな赤っぽいキノコも生えていました。『秋の里山』って雰囲気。
0:12
溶岩樹形は公園のあちらこちらで見ることができます。しかし2歳のケンシン坊には溶岩樹形を見ることより、走ることのほうが楽しいようです(笑)
0:13〜0:28
公園内をぐるりと1周歩いて(半分は走っていたけど)30分程度で駐車場へ戻りました。タロが植えてあり、緑の葉がとても瑞々しかったです。
[2004年4月]



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