あろは村 TOPハワイ島のトレイル紹介へ戻る*

ハワイ島の散策コース/アカカ滝(アカカフォールズ)

■難易度 ★ ☆ ☆ ☆ ☆
■一周 1.2km
■所要時間 30分
■幼児連れウォーク ○ 下記参照
■出発地点
ヒロの24km北。19号線を走り、220号線(マイルマーカー13〜14の間)に入る。『Akaka Falls』の標識に従い、ホノムの街中を通り、220号線(別名アカカフォールズ・ロード)を山方向へ上がる。終点が駐車場です。19号線の交差点から駐車場までは3.75マイル(約6km)あります。
■入場に際して
入場可能な時間は8:00〜18:00。入口に精算機があり、入場料を支払います。料金は一人につき1ドル。車をゲート内の駐車場に止めた場合は1台5ドル、ゲート外に路上駐車した場合は無料。機械が「何人か?」や、「駐車した場所はinside?outside?」ということを画面で聞いてくるのでそれに従って入力しますが、この時には入力を手伝ってくれる係の方がいらっしゃいました。(2011年8月)


128mもの落差があるアカカ滝

ヒロの北にあるアカカ・フォールズ・ステートパーク(アカカ滝州立公園)は、周囲を森に囲まれたとても気持ちのよいところです。ワイピオ渓谷と並び、ハマクアコースト(ハワイ島の東海岸)で人気の観光スポットとなっています。ワイコロア方面の乾いた空気からは全く想像できないほど水と緑が溢れていて、何度も深呼吸したくなってしまいます。

この州立公園のメインは名前の通り、アカカ滝です。落差128mもある立派な滝で、滝壷までが遠く見えるほど。雨が多いため水量が多く、見応え十分です。そしてもう1つ見ることが出来るのがカフナ滝。落差30mの小さな滝は、半分姿を隠しながら山肌を流れ落ちています。
水の豊富なこの周辺は以前は聖域とされていました。ですから神話や言い伝えが色々あるそうです。ハワイアンソングでも歌われていますね。

散策路はループになっていて、どちらから周っても同じ地点に戻ってきます。私たちはいつも反時計回りに歩くのですが、それは最初にカフナ滝を見て、最後にドーンとアカカ滝登場!…というように見たいからです。でもトレッキングの本では「時計回りのほうが楽」と書かれていました。確かに途中で階段の上り坂が続きます。でも、大変なほどの坂ではありません。お好きなほうへ回ってください。

トレイルでは植物の観察を楽しむこともできます。ジンジャー類やモンステラが大きく成長し、竹林が生い茂っています。ポトスやモンステラは日本でもお馴染みの観葉植物ですが、ここに自生しているものは、思わず『なんだこりゃ!?』と言ってしまうほど、葉が大きくオバケみたいですよ。

アカカ滝と直接は関係ないのですが、帰る時の景色は最高です。道の両側には自由奔放に育つサトウキビが風に揺られています。真っ青な海を見下ろしながらのドライブは、とても気持ちが良いですね。



子供と一緒に歩く

3歳3ヶ月の時に歩きました。すべて舗装されたトレイルになっています。階段が結構あるので、よちよち〜2歳代ぐらいのお子さんが歩くには少しドキドキさせられる箇所があるかも。3歳のケンシン坊は全然平気でした。
雨が多い地域なので、湿気もあり全体的に苔むしています。滑ったりしないようにご注意ください。トイレも完備されています。階段があるのでベビーカーや車椅子は向きません。


 ▼トレイルの様子  ※時間はストップウォッチ形式に表示します
0:00
スタート地点です。自転車で来ている人たちもいました。すごいなあ。まずは階段を下ります。結構急なので、ゆっくりね。
0:11
ループの基点に着きました。真っ直ぐ進むとカフナ滝へ、左折するとアカカ滝へ続きます。私たちは真っ直ぐ進みました。
0:14
手すりのついたトレイルが続きます。この辺りはジンジャーの群生があり、いくつもの花を咲かせていました。写真はトーチジンジャーです。鮮やかですね。
0:19
黄色の竹林です。ハワイに竹林のイメージはなかったので初めて見た時には驚いたのを覚えています。この先で川を渡ります。
0:23
カフナ滝に着きました。小さな滝です。展望台から見える緑いっぱいの景色は心休まりますね。
0:28
太陽が差し込むと周囲の緑が一層キラキラ輝きます。シダやモンステラなど、「大きいね!」と話しながら苔むした階段を上っていきました。
0:23→0:45
クライマックスのアカカ滝は大迫力! これほど高い所から水が落ちているのに音がないことに驚きです。でも日によって違うのだそうです。その後、順路通りに駐車場に戻ってきました。所要は45分でした。
[2000年2月、2005年2月他]
[最終更新:2012年5月]



ページ上部へ戻る


あろは村 TOPハワイ島のトレイル紹介へ戻る