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2006年 年越しハワイ島 子連れ旅行記



 12/27(水)
「キラウエア イキ トレイルと人生最大のピンチ!」


ファーマーズマーケットでお弁当

今日の予定は、珍しく昨晩から決めていました。ボルケーノでハイキングです。まずはお弁当を仕入れなきゃね。向かった先はファーマーズマーケット。帰りは多分ケンシン坊が寝てしまうので、夕飯のお弁当もここで用意しておくことにしました。
ランチはチャーハン弁当、夕飯用にはタイフードのお店でパッタイ弁当、どちらも美味しそう。パパイヤとみかんもそれぞれ調達して、一度ホテルに置きに帰ってから再出発です。
→ヒロのファーマーズマーケットのレポート



渡した1ドルで何か買いたくて仕方ないケンシン坊

キラウエア イキ トレイルを歩く

10時半すぎ、キラウエア・イキ展望台から歩き始めました。年末だからかな、いつもより沢山のハイカーに出会います。ケンシン坊はクルクルしたシダの芽を探したり、オヒアの花やエビの形のシダ、ミヤマハッカン(鳥)などを見つけたりして、自分なりに森の散策を楽しんでいるみたい。

火口に出てしばらく歩き、プウプアイ(噴石丘)を見渡せる場所でお昼ご飯にしました。話に聞いていたシラオネッタイチョウのつがいも飛んでいます。出発時は悪かった天気も徐々に回復し、太陽が差し込んできました。晴れると火口は暑いですね。
緩やかな坂をのんびりのんびり上って、2時半に駐車場に戻ってきました。進むに従って景色がガラっと変わるイキトレイルはやっぱり楽しいな!
→キラウエア・イキ・トレイルのハイキングレポート


火口のパホエホエ溶岩の上を歩きます

緩やかな坂道を上りながら森林浴


ボルケーノアートセンターとボルケーノハウス

そのままデッドエンドまで下ってもいいかなと思ったけど、お楽しみは明日来るカブ(パパ)のために残しておかないとね。そんなわけで、ビジターセンターまで引き上げてきました。ボルケーノアートセンターで作品鑑賞をして、ボルケーノハウスでちょっと休憩。どちらもホリデーシーズンの飾りつけできれいでした。
ボルケーノハウスのソファーに座っていたら、なんだか眠くなってきちゃったな。暖炉の火がぽかぽか気持ち良いのです。
→キラウエア火山の周辺案内


ピンクッションの花を使った作品

オーナメントが可愛かった

人生最大のピンチ!

ドーーーン!!グシャッ
何の音かと言うと…私の車が観光バスに突っ込んで、壊れた音です(涙) 人生初の交通事故で、不覚にも居眠り運転でした。それまで寝ていたケンシン坊は衝撃に驚いて泣き始め、私は頭が真っ白。何をすべきか全然分かりません。

とりあえず、誰も怪我人がいなかったことが幸いです。バスから降りてきた3人のお客さんが側でずっと励まし続けてくれました。優しくて温かくて、涙が出てきちゃった。この事故で私は沢山の人に助けてもらいました。特にアロハブリーズのToshiさんとShihoさんには感謝してもしきれないぐらい。担当してくれたお巡りさんも色々気遣ってくれる優しい方だったし、『日本語を話せるからお役に立てれば』と仰ってくれる方がいたり、バスのお客さんが次々に降りてきてハグしては勇気づけてくれたことにも胸を打たれました。

みんなのおかげで人生最大のピンチをなんとか乗り越えられ、気持ちの上でも救われたのです。本当に本当にありがとう!!Shihoさん、体調が悪かったのにごめんね。
事故自体は忌まわしい出来事でしたが、友達の温かさと、人の持つ思いやりにいっぱい触れて、心はホカホカになりました。ケンシン坊、怖い思いをさせてごめんね。彼には、今日出会った人たちのような素敵な大人になって欲しいです。


ケンシン坊の”えにっき” 12月27日

『いきとれいるに いきました。けんしんが あるくのがはやくて
    ままは おそくあるいていました。』

『あれ?ママがいないよ』と言ったら、歩くのが遅いのでフレームアウトしているそうです。右側のオヒアの木には花が咲いて、鳥の巣箱つき。左側にモクモク出ているのは蒸気だそうです。




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