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2005年 家族でハワイ島 写真日記

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 7/25(月) キラウエアイキを歩こう


   晴れ時々曇り
 
今日はとってもいい天気。ジョーンさんお手製の美味しい朝食をいただいたら、早速お出かけだ。ボルケーノハウスのアンクルジョージでホットドッグを買ってから、キラウエア・イキ・トレイルをスタート。展望台からはキラウエア・イキ火口、その向こうにカルデラ。マウナロアの山頂もくっきり見える! 絶好のハイキング日和だ。ケンシン坊、頑張ろうね♪ このトレイルは1周6.4km。彼にとって今までで一番長いハイクだ。「ママと2人だけで大丈夫かな?」って少し不安ではあるけど、1日かけて遊びながら歩くつもり。
→「キラウエアイキトレイル」のレポート

やった〜、晴れてる♪
イキの展望台から反時計回りに歩き始めた。左手に火口を眺めながら林を進む。ケンシン坊はお花が大好き。今日もトレイルの脇で色んなお花を見つけたよ。
オヒアの赤い花、カヒリジンジャーの黄色の花、シダのくるくるっとした芽、オヘロの赤い実、バンブーオーキッド。ゆっくり歩くと色んなものが探せて面白いね。

近くで鳥や虫が鳴いてます


途中の見晴台でランチをして、いくつかの分岐を通り過ぎた後、道は結構急な下り坂になる。そこを切り抜けて…やって来たぞ〜、火口の下へ! 出発から2時間近く。実にのんびりな小旅行だ(笑) 後ろのぽっこりお山はプウプアイ。噴火によって出来た噴石丘で、山肌は荒々しい。

異空間みたい


ケンシン坊は溶岩も大好き。見渡す限り溶岩だらけの場所にいることが楽しくて仕方ない様子。しばらく休憩して遊んできた。日本人の若いカップルが通りがかったので少しお話をした。トレイルで日本の人にはあまりお目にかかったことがないので、なんだか嬉しかったなぁ(^^* 
火口の中は帽子が飛んでいってしまうほどの強風が吹いていた。風は冷たく、ガスが噴出している辺りでは熱風が入り混じる。でも風が止むと静寂の世界。

うれしそうだね〜


火口で遊ぶこと1時間半、ようやく土のトレイルのところまでやって来た。振り返ると自分たちが歩いて来た道のりがうっすら光っている。今日ここで3歳のケンシン坊と歩いている事実がとても嬉しい。彼が産まれる前にパパと歩いたことがあったけど、それからずっと「また歩きたい」と願ってきたトレイルだったから。

真ん中にすーっと伸びるトレイル


ここから先は緩やかな坂道が長く続く。でも息が切れるほどの勾配はなく、歌を歌ったり電車ごっこしたり、遊びながら歩けるぐらいの坂だ。緑のトンネルをくぐってどんどん進む。途中で天然クーラーを見つけたよ。岩の間から冷たい風がシューシュー出ていた。気持ちいいな〜。じんわり汗が出てきたな…という頃、サーストンラバチューブの駐車場へ着いた。車を止めたキラウエアイキ展望台へは、あとひと踏ん張り。

電車ごっこはなかなか笑えた


少し休憩してからクレーター・リム・トレイルに入った。オヒアの林が続いている。その脇には背の高いシダがパラソルのように葉を広げ、日を遮っている。それをケンシン坊が「傘だ〜」と喜んで、シダからシダへと伝って歩いている。
イキ展望台の駐車場に着くまでに3つの展望台があって、今歩いてきたばかりの火口を上から眺めてみた。トレイルを歩いている人が米粒ぐらいに見える。さっきまで私たちも米粒×2だったんだな(笑) 一緒に景色を眺めていた女の子2人組が急に大きな声で火口に向かって叫んだ。すると火口から応答が! うそ〜、すごすぎ! 会話していたのはお友達だったみたい。
私たちは順調に進んで、5時すぎに駐車場に着いた。やった〜、ケンシンが完歩! 5時間半のなが〜いお散歩だったけど、よく頑張ったね♪

ここから火口の人と会話出来ちゃうなんてスゴイ


>夕飯はボルケーノビレッジのタイタイレストランへ行った。注文したのはStir-Fried Mixed Vegetables と Thai Fried Rice。野菜が何種類も入っていて、きのうの野菜不足まで補えた感じ。ご飯がついてくるなんて知らなくて、チャーハンを頼んじゃった。どちらもとても美味しくて満足〜。量が多すぎたので途中でギブアップして、残りは持ち帰った。
家に帰ってお風呂に歯磨きと次々と済ませてベッドに潜り込むと、ケンシン坊はあっという間にぐっすり。地震があってビックリしたけど、私もすぐに寝ちゃった。今日はお疲れ様。
→「タイタイレストラン」のレストランレポート
  
左 Stir-Fried Mixed Vegetables、右 Thai Fried Rice
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