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母と子で行く ハワイ島日記
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2005年1月〜2月 ハワイ島旅行記

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 4日目  11号線でボルケーノへ 之巻

 2/2(水) 天気:雷雨のち曇りのち雨


ゴロゴロ、バリバリ、ピカッ!
うーん、きのうもこんな音で目覚めたような…。お布団でゆっくり寝られると思ったのに、また雷だ。雨と強風、それに雷の音に合わせて障子がゴトゴト揺れる。今日はボルケーノに移動だってのに(涙) ケンシン坊は8時だけど、まだ寝ている。

そろそろ食堂の時間も気になってきたので(9時まで)、坊を起こして朝食を食べに行った。時間も遅いので人はまばら。$5の朝の定番メニューを頼んでみた。コーヒー以外はケンシン坊の好物ばかり。2人できれいにたいらげて、ご馳走様!
→「マナゴホテル」のレストランレポート


子供はこういうの大好き♪ケチャップだらけになるけど

名残惜しい気分になりながらホテルを出たのはちょうど10時半。今日も幸いにして雨は止んだ。きのう書いた手紙を出しに近所の郵便局へ寄った後、11号線をひたすら南下していく。ホナウナウの辺りまでは何度も行っているけど、それ以南は走ったことがない。…と言っても実はパパの運転で2回走っている。だけど私は隣で居眠りしていたので記憶が薄いんだよなあ。

広くて走りやすい道が続く。途中、ジャカランダの大木が並んでいたので少しお花見。89マイルマーカーの先にシーニックポイントがあり、ここでも休憩。この辺りは一面の溶岩平原で遠くの海岸線を見渡す良い景色だ。その後は笑っちゃうほど真っ直ぐの道が続き、アップダウンがあるので坊がキャーキャー叫んで喜んだのは良かったが、疲れたらしくお昼寝してしまった。ナアレフでお昼を食べようと思ってたのにな。でもトイレに行きたくなってきちゃったよ。母子旅行で困ることのNO.1はこれかも。

ナアレフの街にあるプナルウ・ベイクショップに着いたのは12時半。寝ていたケンシン坊を起こしてトイレ休憩。ご飯を食べようかと思ったけど、彼は車でバナナチップスを食べていたので全然お腹が空いていないらしい。それじゃ、パハラまで行っちゃおうか。少し走ったら素晴らしい景色に遭遇した。ハワイ島は溶岩ばかりじゃなくて緑もいっぱいあるんだよね。


62マイルマーカー先の展望台(路肩パーキング)

ここまで来たからには忘れちゃいけないのがプナルウのブラックサンドビーチだ。カメさんはいるかな?と見渡すと早速1匹発見! 坊がまたお砂遊びを始めたので、しばらく一緒に遊んできた。ここからパハラまでもう少し。遅いランチはTEXに行ってみよう。

TEXに着いたのはもう2時になる頃だった。ケンシン坊はバナナチップスを食べていたからいいかもしれないけど、私はもうお腹ペコペコだよー(涙) ロコモコ、サイミン、マラサダ2つを注文し、がっつく。どっちも美味しかった!さすがにマラサダまでは食べられなかった。「お腹が空いている時にスーパーに行ってはいけない=余分なものを買ってしまうから」という論理を思い出した。まさにその通りでございます。
→「旧TEXドライブイン(パハラ)」のレストランレポート
※現在は違う店になっています


パハラ店は綺麗でオシャレな店舗だった

パハラを出てからは一気にボルケーノビレッジに向かう。今日からの2日間は小さなB&B、カントリーグースに泊まる。「2時には着きたいです」なんてメールを送ったけど、着いたら既に4時。オーナーのジョーンさんは噂通りの素敵なおばあちゃんで温かく迎えてくれた。
→「カントリーグース」の宿泊レポート

荷物を運んでしばらくしてから、国立公園へ行くことにした。デッドエンドの様子が気になるしね。とりあえずはビジターセンターに直行。入口で年間パスを買ってみた。これで滞在中(いや1年中?)いつでもボルケーノに飛んでくることができるってわけだ。

ビジターセンターの張り紙をワクワクしながら見に行ってみると… 「溶岩までは往復3マイル、時間にして2〜3時間」だって。3マイルといえば5km弱。…撃沈(涙)
諦めてボルケーノハウスでカルデラを眺める。天気が悪いためか水蒸気がたくさん噴出している。さすがに寒いので中に入ってお店をぶらぶらしていた。どこからかピアノの音が聞こえてくる。でもなんか適当な感じ…?

ハッと気づくとケンシン坊がいない。もしや!?と思ったら、案の定ピアノの前に座って弾いている。「こらっ!」と叱る私に、店員さんは「いいのいいの。彼はキュートなピアニストね。」なんて言ってくれた。子供って予期せぬいたずらをするからビックリさせられることが多々ありますね。

夕飯はボルケーノビレッジにあるタイ・タイ・レストランでパッタイ・トーフを食べてきた。お店から出てきたら雨が降りだした。今日は移動だけで特に何をしたわけでもないんだけど疲れちゃったな。お風呂に入ってすぐ2人でベッドに潜り込んだ。広くて暖かくて快適なお部屋。ジョーンさんの手作り作品に囲まれていい夢みよう。夜が更けるにつれ、雨脚は強くなっているようだけど。
→「タイ・タイ・レストラン」 のレストランレポート


ジョーンさんはニットを編むのが得意。作品がいっぱいです。
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