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オレンジの線が3日目に行ったところです。

※滞在先のポイプ〜エレエレは車で30分弱


3日目  魅惑のガーデンツアー 之巻
 

11/10(月)  天気:晴れ時々雨


カウアイ好きのみなさんが口を揃えてこう言う。
「ガーデンが素晴らしかった!」
その誰もが魅了されるアラートンガーデンのツアーに行くことにした。ラッキーなことに天気がいい。もう随分前から楽しみにしていただけに、ワクワク&バクバク!

朝9時のツアーは結構混みあっていた。我が家を含めて20人ぐらいいたかな。今日ガイドを担当して下さるのはジョンさん。日本語も混ぜながら説明してくれるそう。よろしくお願いします。

まずはみんなでトラムに乗って出発。所々停車して説明を聞いたり、ラワイ湾の絶景を望んだり。トラムは青空の下、みんなを乗せて快調に進んでいく。

花好きのケンシン坊もきっと楽しめるはず。彼のほうへ目をやると…あれ?もう寝ちゃってるよ!車に揺られるとすぐに寝ちゃう彼。トラムの心地良さには耐えられなかったか。
しばらくしてトラムが停車した。ここからはいよいよ歩き。魅惑のガーデン散歩のはじまりはじまり〜。


トラムから望むラワイ湾の絶景

最初にお出迎えしてくれたのは日本でもお馴染みのニチニチソウ。うちでも育てたことがあるし季節になればどこでも見かける花だ。しかし所変わればこんな立派になっちゃうのね。徒長せずにしっかりと伸びていて、根元のほうを見ると「こりゃ草じゃない、木だよー。」と思うほど太い。ガンのお薬にもなるんだって。
一行は、バナナの花、ソーセージの木、モンキーポッドと、お話を聞きながら鬱蒼とした森に入っていく。木漏れ日が差し込む気持ちの良い空間だ。

その先には”お部屋”と呼ばれているガーデンが3つあり、どれも趣向を凝らして作られている。最初はパイナップルの門がかわいい感謝祭の部屋。溶岩石でできた池に2つの像、中では鯉が泳ぐ。背後は立派な観音竹(中国原産)が生垣となり、カウアイ流の風情が漂う。

歩きながら初めてお目にかかるという植物も多かった。そのうちの1つがスターフルーツ。カットすると星の形になるという南国系フルーツだ。その後スーパーで買って食べてみた。お味は…微妙。でもこの香りどこかで…そうだ、バスクリン!


感謝祭の部屋

スターフルーツの実

ガーデンの中で所々ジュラシックパークの撮影で使われた場所があり、ジョンさんが説明してくれるたび私はドキドキ。だって、ジュラシックパークは大好きで今まで何回見たことか。ますます熱が入る。
この辺りはジンジャーやヘリコニアのガーデンになっていて、日系の方が作られたそう。様々な色や形があってどれも美しい姿形をしている花々!ここを見るのも楽しみだったんだ。


ヘリコニア

トーチジンジャー

これだけ緑豊かなガーデンからは想像できないけど、この地域は元々水が少なくポンプで山から水を引いてきているというから驚きだ。最初に開拓した人たちは苦労しただろうなぁ。この後、超有名なイチジクの木とご対面。樹齢60年というこの大木、その根で他の植物をしめ殺してしまうという話を聞いて…半歩下がった。

ガーデン内には本当に数え切れないほどの植物がある。ここでジョンさんが突然クイズ!
「今まで見てきた中でハワイ原産の植物はいくつあったでしょう?」

う〜ん…(悩)
「答えはゼロ!これが初めてのネイティブ・プランツ、コウですよ。」
そうなんですか。意外〜。


トーチジンジャー

これです、ハワイ原産KOU

ラワイ・ストリーム(川)沿いを海に向かって歩いていくと、世界的な有名人が何人も宿泊したというゲストハウスやクイーン・エマの別荘が見えてきた。キラキラ輝く庭の芝生、静かな入り江のラワイ湾、渓谷の森に川、こんな素敵な場所に”遊びにおいで”と招かれたら…ため息モノだなぁ!

夢見心地のガーデンツアー、最後はまたトラムに乗ってお別れ。説明も聞きたいし、メモも取りたいし、でも写真も撮影したいし…で忙しくちょこちょこしていた私。今度はゆっくりお話だけを聞きながら歩いてみたいな。ジョンさん、その時はまたよろしくお願いします。それから、ツアー予約をおんぶに抱っこ状態で面倒見ていただいてしまったAさんにも大感謝です。

午後はちょこっとドライブと称してエレエレにあるカウアイコーヒーカンパニーに行って来た。実際のところ私はコーヒーの味はよく分からないから、いつも人任せ。友達用のお土産はどれにしようかな?と思って見ていたら、いいもの発見!5種類のコーヒーが2オンスづつ入ったセットだ。これを飲んでもらってどれが美味しいのか決めてもらおう。


ズラリと並ぶ試飲のポット

エレエレに来たからには、ついでに寄っていきたい場所がもうひとつ。ガイドブックを手にした時から気になってたグラスビーチ。アクセスは思っていたより簡単で、車を降りたらそこがビーチだった。ドキドキしながら走って行ってみると、丸くなった小さいガラスのカケラが砂に混じって一面に敷き詰められている。おお、こりゃすごい!ってほどには驚かないけれど、一見の価値はあり。


ガイドブックの写真風に写してみました



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